5月3日(土)最愛のらいむちゃんがお空へ旅立ちました
2017年3月11日頃の生まれだと思うので8歳とちょっとでした。
余命宣告はされていたものの想像していたよりずっと早くその時はやって来てしまって
今もまだなお当然のことながら寂しくてつらいです。
喪失感が大きすぎて
小鳥にも人間と同じようにいろんな性格があるんですよ…。
我が家はオス同士でヒナの時から2羽一緒に育てていました。

手前がらいむちゃん。お店で出逢ったとき、まさにこのくりくりお目目で
(お腹もすいていたのか?→小さい時から食欲旺盛だった)必死に
私を選んでー!と言っているように見えて
この子お願いします、と店主さんに伝えました。
もう一羽のレインちゃん(この羽色の子が昔から大好きで)は、この子だけ奇跡的に
多くのヒナの中に存在していたので、即選びました
らいむちゃんは人間にすぐに慣れて人懐っこくて、カゴから出すと
必ず肩に止まってきて顔や唇にチュンチュンしてくる子でした
そしてカゴを覗きこむと瞬時にそばへ接近してきて、私の話声に
ひとつひとつ返事をするように鳴き返してくれました かわいいのよ
ちっちゃい頃から「ちゅーりっぷ」の口笛を私がよく吹いていたので、それが始まると
目を閉じて聴き入ってくれてたの。
らいむちゃん専用の歌も勝手に私が作って
♪ららら らいむちゃん らいむちゃん おりこうらいむちゃん
って歌いだすと一緒になってピーピーさえずって喜んでくれてました →親ばか
また、夜に私がガスの火消しをチェックしてカゴへ向かい「また明日ね、バイバイ
おやすみ」というと、「おやすみ~」としゃっべていました。
そして部屋を出るときに「そろそろ電気消しますよー」って語り掛けると
定位置のブランコに我先に飛び乗って(レインちゃんはそのブランコの上のカーブ部分
が定位置)眠っていました。
そんな生活は亡くなる前日まで続いていました…。
これまでのこと最期のこと、忘れないためにもここに残しておこうと思います📝
異変に気が付いたのは2月頃と日記にも記しましたが
その頃はまだとても元気だったのです。3月になると糞の状態やお尻周りのちょこっとした
膨らみが気になり、ネットで調べるとセキセインコの♂に最も多いという
精巣腫瘍だということが分かりました
確定診断を受けたのが(病院の予約を取ることができた)3/31
でもその時にはほぼ95%は確信しての来院でした。
きっと宣告するのを避けてたのだと思いますが、私から先生に聞いたら
あと2か月と最初仰って、動揺している私に2-3か月と言い直されていましたが。
診断を受けた後の経過は目まぐるしく、あれよあれよと患部が腫れてきて
数日のうちに飛ぶことができなくなってしまったんです
今思い返しても早かったですね…。
でも4月に入ってからの1日1日はとても濃厚で(ほぼらいむちゃんのために一日を
過ごしていたので)私の中では、病院から帰ってきてまだ1週間も経ってないんだ
って気づかされたり…。
何度か今夜危ないかも?と思う瞬間があり、4月入って2週目くらいから始めたのかな?
夜間はペット用のカメラを設置して、寝室から何度もリアルタイムで様子を観察していました。
→部屋の電気をつけてしまうとらいむちゃんが起きてしまうため寝室からこっそりと
夜も気になってハっとして目覚めた時は、すぐにケータイのカメラを起動させて
らいむちゃんの様子を(→ちゃんと大好きなブランコにつかまって落ちずに眠れているかどうか?)
をチェックしていました。
ブランコや止まり木に掴まれているうちは、きっとまだ大丈夫!と自分に言い聞かせてたのね。
ぎりぎりまで2人はいつも通りに仲良く暮らしていました。
▽5月1日 16時台

体はらいむちゃんの方が元々一回り大きいのだけど甘えん坊で、小さなレインちゃんの方が
たくさんエサを食べて吐き戻してらいむちゃんにあげていました。
お世話係です。かゆいところはお互いに羽繕いしてあげていたね
グリーンも亡くなる4日前までは食べていたかな…。
そんな中 4月26日
この日はあまり状態がよくなくて呼吸が前より早くなる(人間でいうなら)
肩で息をしている感じでした 普段の倍速。つらそうでした…。
それで夫に頼んでツーショット写真を撮ってもらうことにしたんです。
それがこちら ↓

今まで前からの姿しか公開してませんでしたが、お尻はすでにこんなに
腫れあがっていたんですよ💦 ずっしりと重かった。
よくこの状態で不安定なブランコに毎晩つかまって眠れていたなって。
でもきっとそこが一番落ち着く場所だったのね…。
カゴの中の止まり木なども本数を増やし、なるべく自力でのぼりおりできるように
工夫して模様替えはしていましたが…
最後の方は自分でブランコに飛び移ることもできずに、私が手を添えて乗せて
あげていました。

この頃は外気温は高いのに、息苦しくて体を1.5倍くらいに膨らませていました
5月1日になると体がさらに倍以上に膨らみ始め、呼吸もあっぷあっぷになり
頭を斜め上に向けて何とか酸素を取り入れてるようでした
見ているのもつらかったし体に触れるのも負担かと思いつつ…
カゴの前に膝間づいて、時間の許す限り言葉をかけていました。それくらいしかできなくて。
この頃になるとさえずること(返事も)できないくらいで、息をするのが精いっぱいだった
らいむちゃん でも目をしばしばさせて私の言葉に応えてくれているようでした。
1日に2度はカゴに手を入れて私の人差し指に止まらせて温もりを感じていました!
5月2日
朝から体が倍以上に膨れていたので(暖かかったけど)鳥用の暖房と毛布も掛けて
仕事へ出かけました(内心ドキドキしてたんだ、、、)。
昼過ぎに急いで家へ戻りカゴを確認すると、鼻のあたりから何かグズグズいっていて
体も2.5倍くらいに膨れ上がっていてぜーぜーしていました
それと鼻の上にうっすらうみ?血の跡のようなものが見えてた
この姿を見て、今夜かもしれないなと悟りました。
この頃の私は死期が迫っているのを感じていたので、らいむちゃんに話しかけるたび
思うたびに涙が止まらなくて… 涙を流すなんて申し訳ないと思いつつもだめだったな
家族にも今夜だと思う、、、と告げ、お別れの言葉かけてあげてと伝えていたのも事実。
レインちゃんは夜にカゴの外を一人で飛んでいて、その声にらいむちゃんは反応したのかな?
すごく息苦しいはずなのに、まさか!カゴの前の方へ移動してきたんです
カゴの前にいた私が手を入れると、らいむちゃんの方から私にすり寄ってきて
指に乗っかってきたんです そして久しぶりに手指や腕にくちばしでチュンチュンしてきました
力は弱弱しかったんだけどね…。甘えてきてくれたの、らいむちゃんももしかしたら悟っていたのかな?
その間ずーっと温もりを感じながららいむちゃんに「今まで本当にありがとう」「大好きだよ」
「いっぱい幸せだったよ」って泣きながら語りかけて、いつもの歌や口笛も届けました。
結構長い時間だったと思います。
その時間だけはあんなにぜーぜーしてた呼吸も穏やかになりほぼ目を閉じていたらいむちゃん。
その後そっと止まり木にもどしてあげました…。
眠る時間になると、らいむちゃんはブランコの上で7-8秒おきに前を向いたり後ろを向いたりして
とにかくじっとしていられずにとても苦しそうでした
見ているのが本当につらくてつらくてね…
早く楽にしてあげたいという気持ち… でもまだ別れたくないという相反する気持ち…
私は一応ベッドに入りましたが1時間おきくらいに目が覚めて、寝室から恐る恐るカメラをチェック
していました →らいむちゃんはどの時間も同じ状況で、前を向いたり後ろを向いたりの繰り返し…
その様子を見るのもつらくてね
▽5/2夜のらいむちゃん(亡くなる前夜)

5月3日
深夜2時 3時、、、と細かく目が覚めて 少し時間が空いて朝の6時ころ目が覚めて
またすぐにカメラをチェックをすると、その時もまだ昨夜同様ブランコの上で
息苦しそうな状況でした…。
▽スクリーンショットで残っていた最後のカメラ映像
亡くなる20分前くらい?

先に6時前に起きていた夫もらいむちゃんの様子は確認をしていて
ブランコに乗った後、次に下の方の止まり木に移っていたというのです。
それが最後に見た様子だったらしい。
そして、、、 朝7時を過ぎたころ(7:10?)
夫が大きな声で私を呼びながら寝室へかけってきたの💨
「大変、大変、らいむちゃんが下に落ちた!
ばさっと音がしてレインちゃんがびっくりして飛び跳ねて…」と
慌ててカゴに駆け寄った時にはすでに息を引き取った直後でした。
たぶん心臓麻痺だったのではないかと思います…。
すぐさま手に乗せた時はまだまだものすっごく温かくてね… 今にも
目覚めそうでした。
「ごめんね、ごめんね。最後に見送ることができなくて…」と
「ありがとう、ありがとう、今までどうもありがとう」と。
レインちゃんもそばに飛んできて一緒に話しかけたんですよ
ものすごく悲しかったんだけど… やっと苦しさから解放されたのだとも
思いました。
でも早すぎました…。まだまだ夏までは一緒にいられるんだと信じていたから。
その後、お庭がない我が家はらいむちゃんのことどうしたらいいか?と考えて
ペット火葬にお願いして手元に返してもらうことにしました。
合同だと他の動物と一緒になり、小さいらいむちゃんは気の毒だなって思って
個別にしてもらいました。
17:30にお迎えに来ていただいてそのまま立ち会って。
1時間後に戻って来てくれました。そのため、数日経った今も悲しみは消えないけれど
不思議と今も一緒にそばにいてくれてるような(もちろん魂がここにあるからね)
気持ちです。この選択肢で正しかったと思ってます。
今も話しかけたりしてるし写真も飾ってるので、以前よりは少し落ち着きを
取り戻しました。
残されたレインちゃんがかわいそうですよね 今の心配事はそちら。
元々臆病な子で、人懐っこいらいむちゃんの陰に隠れて?私たちにはあまり自分から
これまでは積極的には近寄ってこなかったのです
常にらいむちゃんの後について、真似して肩に乗ってきたり手に乗ってきたりしていたので。
なので今は積極的に話しかけて、時間さえあれば日に何度もカゴからだしてあげて
スキンシップをこれでもかってくらいに私の方からはかっていますが
少し迷惑かもね(笑)
でもほんの少し?前より距離感縮められたかな?と今日実感
今は ♪ららら レインちゃん・・・ と歌って口笛吹いています
まだまだらいむちゃんを探してる?ように必死にさえずってる時間もあり。
お外の雀ちゃんと会話するのも楽しんでるみたいです
私はここにいるよーと言わんばかりの大きな大きな声で外に向かって
さえずっていますお天気のいい日は窓開けておかなくちゃね